小論文の書き方MSワードの使い方1行目のみ表示機能

1行目のみ表示機能

1行目のみ表示してみよう

MSワードをアウトラインモードにした状態で、「レベルの表示」を「すべてのレベル」にして、メニューリボンにある「1行目のみ表示」にチェックを入れます。この時にからの文書を表示させていても何も起こりませんから、複数のパラグラフのある文書で試してみてください。以下のように表示されるはずです。

一行目のみ表示

何が起きたかというと、見出しに加えて、各パラグラフの頭の部分(これが「1行目」の意味)だけが抜粋されて表示されました。各パラグラフの頭にはトピック・センテンスが置かれています。ですから、このモードは、まさにアウトライン、見出しとトピック・センテンスだけが表示されている、ということです。これを見ていけば、文書の論理的な流れや構造が一目瞭然。流れが続いていないような部分は手を入れていく必要がある、ということですね。

例えば、二つのパラグラフを繋ぐのにもう少し情報が欲しい、という場合。間にもう一つパラグラフを入れたいと思うことでしょう。そのような時には二つのパラグラフ(ここでは表示されているトピック・センテンス)の間をEnterキーで空のパラグラフを挿入し、とりあえず、うまく繋げるためのトピック・センテンスを書き込みます。後ほどトピック・センテンスの裏付けとなるサポーティング・センテンスを書いて補ってやればOKです。

もちろん、この表示のまま各パラグラフの先頭にある〇をつかんでドラッグすれば、パラグラフの順序を入れ替えたり、別の見出しの下に移したりができます。

「1行目のみ表示」は、アウトラインモードの神髄ともいえる機能ですから、ぜひ使い方をマスターしてください。

次はレベルの変更です。