小論文の書き方MSワードの使い方見出し番号が並ばない場合

見出し番号が並ばない場合

MSワードで作業を続けていると、見出しに付けている番号が連番にならないことが時々生じます。以下のような場合です。結論は本来3.にならないといけませんが、ここでは1になってしまっています。

見出し番号が並ばない

こうしたことが起きる原因はリストを見てみるとわかります。例えばこのケースだと以下になります。結論部分にカーソルを置いてリストを表示させてみました。注目は「現在のリスト」と「作業中の文書にあるリスト」です。

リストが複数

つまり、現在の作業中の文書には、複数のリストが定義されており、結論の部分だけ左側のリストが適用されているという状態です。「現在のリスト」を見ればわかります。指定されたリストが異なると、見出し番号は連番になりません。そこで、結論の部分を選択した状態で、右側のリスト、つまり本来使いたいリストをクリックして指定してやります。そうすれば、他の見出しと同じリストのグループに入るので番号が並びます。

もう一つの方法は正しい番号が付いている見出し1の箇所、例えば「序論」を選び、スタイルから「選択ヵ所と一致するように見出し1を更新する」を実行します。これだけでは「結論」部分は変わりませんから、今度は「結論」にカーソルを移してスタイルから「見出し1」を適用します。すると、「見出し1」スタイルに紐づけられた番号の書式が改めて適用されますから、統一した番号を付けることができます。

見出しに番号を付けるのはかなりトリッキーなことがあります。番号が繋がらない時にはまず複数のリストができていないかどうかを疑ってください。特にレポートを複数の人で作成して、途中でがっちゃんこして一つのドキュメントにまとめる場合、それぞれの人のリストが別々に登録されてしまう可能性が大です。

次は箇条書き番号です。